旦那様は俺様でいぢわる





「‥‥‥‥‥‥‥」






笑顔で手を振る旦那様。





ぎゃああ、と叫んでもいいですか?







「し、仕事行きなよ‥?」


「ああ」






――――!!


怖っ!!



「いってらっしゃい」


「い‥ってきます」


わたしはぎこちない言葉を竜司にかえし



家を後にした‥‥。











* * *



嫌な予感がするのは

『気のせい』だろうか‥‥


なんとなく。違和感を感じたまま、わたしは学校へと行くことになるのだった‥‥。


* * *







< 36 / 42 >

この作品をシェア

pagetop