助手席に君を
THEストーカー魂!
いつの間にか、大学では授業が始まり、慌ただしく日々が流れ、5月。

私は、とりあえずフットサルのサークルに決め、まぁまぁ楽しい毎日を送っていた。

しかし、どうしても諦めきれない、村西さんへの思い。

「はぁー。」

「どうしたの?何か悩み事?」

サークル内で一番気の合う浩輔が聞いてきた。

「いやー、別に。お金がないなぁと思って。」

我ながら適当な答えだ。

「バイトすれば?」

「探してるんだけどさぁ……バイトか!!」
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