助手席に君を
「どうもーお久しぶりですー。」

声を掛けてもらうなら、村西さんがよかった。

おざなりに村西さんと話をして、教官室を出た。

「そうそう、祥子ちゃんには、五十嵐さんがつくからね」

「五十嵐さん?すみません、まだちょっと顔が…」

「だよねー。今、紹介するからさ。」
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