Princessの掟
優斗が言いかけた時、また誰かに呼ばれた。
「おば様。」
おば様と呼ばれた人は濃いメイクに派手なドレスを着ている。付けている香水がかなりキツイ。
「まあ、今日も素敵ねぇ!!茉莉香とは最近どう?」
優斗はこの人が苦手だった。なんていうかケバくて。
「特に変わりないですよ。」
「あら、そうなの?残念だわ。」
彼女はニコッと笑った。その顔は茉莉香にどことなく似ている。
「もう!お母様。あまりからかわないでくださる!!」
茉莉香はギロッと睨んだ。