【短編】花学園

突然の先輩のおとづれ

ってゆーわけで、犬を飼うことにした私たち。



―…大広間


「そっかー。ラブちゃんかー。」


みんな食事を終えたあと、浅井が犬を抱き抱えながら言った。



犬の名前はラブ。メスで、種類は柴犬。
まだ一歳半で体重も軽い。

学園長に言ったところ、すごく喜んでくれた。なので今日から、寮で飼うことにした。



「じゃあ、さっそくあたし散歩行ってくるわ。」


「いってらっしゃーい。」

みんなが言った。


「よっしいってこい!」

浅井はラブを放した。


私はラブにリードをつけ、散歩へ行った。
< 11 / 50 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop