君にティアラ
「…っーか正直、ああいうタイプウゼーじゃん?」

聞いちゃいけない話題だって分かってるのに。

足元からジワジワと冷えて来る。

靴底が、床に貼り付いたみたいにそこから動けない。

視線も、逸らせない。

ねぇ、立ち聞きしてるんじゃないよ。

だからお願い。

あたしのことじゃないって言って。

< 2 / 213 >

この作品をシェア

pagetop