Baby Doll
次の日は学校を休んだ。
あやちゃんの顔を見たくなかったし、学校へ行ってもハブられているかもしれないから。
こんな思いをするなら、誰も信じなきゃ良かった。
それ以前に友達なんか作らなきゃ良かった。
中学に上がったらいつも一人でいるようにしよう。
女子が嫌がらせしてくるようなら、あたしに好意を寄せる男子に守ってもらおう。
周りになんて蔑まれようが
絶対にこの考えを貫き通そう。
他人に傷つけられるのは
もうたくさんなのよ―……