鋼の心

一ヵ月後。









「あれから1ヶ月も立ったんだぞ!
何故、尻尾を掴む事が出来ない!!」

「申し訳ございません。」

頭を下げるキャッシュ。


ダリムはため息を吐いた。


「イラ付くのは止せ。」

「ふっ…。
お前には分からない。我の思いは。
敵地にルシュアが居るという
この非常時に……、
イラ付くなだと?」

ダリムにそう良い放つルシウス。


そう…あれから1ヶ月も立つのに…
奴らの本拠地は掴めていなかった。










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