アンプロンプチュ

狂わせるのは深紅

いつも通り朝起きて、
いつも通朝ごはん食べて、
いつも通り学校へ行き、

ああ、今日一日頑張ろうって。

そうおもいながら、

朝焼けのきれいな外を眺めたんだ。
そしたら、朝焼けの光じゃない赤が見えたんだ。

道路一面に広がる紅が怖かった。
その瞬間紅の中心にいる人物が見えた。
永遠に眠るであろうその体は、青白く見えた。

そのとき、紅の中心人物が、ふ、とこちらを見つめたのが明らかに見えた。

私の体がかちんと固まったのが確かに
わかった。

ひゅ、と息を吸って、
目の前がちかちか光って、

目の前が白い闇に包まれていったんだ
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