アザレア

ご対面


『…早く起きすぎましたね』






少しだけ昇ってきた太陽を見つめながらフィンは呟いた







少し肌寒いためショールを羽織り窓を開ける







どうしてこうも美しさが違うのか…スレント国で見る朝日は濁って見えるのに…ここでみる朝日は輝いている







『やはり…環境の差と言うものなのでしょうか』







城下の人たちはこの時間になると起きて仕事をしている人もいましたね
まだ一日しかたっていないのに少しだけ自分の国を懐かしく思っていた







『今日は会えるでしょうか』







まだ見たことのないロイド様のことを考えながらメイドが来るまでボーッと考えていた








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