恋のSEASON
「ぷっ・・・。」



笑われてしまった。
俺、恥ずかしい・・・。



「な、なんだよ。」



「ううん。夏樹くんが心配する必要はないよ。女の子だから。」



よ、よかったー・・・。
ホッと肩を撫で下ろす自分。

彼氏か!!!!!!!!



「安心した?」



下から見上げるマヒルはニッコリ笑っていた。だから・・・顔近いて。



「した。男だったらどうなってたか。」



「あはは。大丈夫だよ。私、浮いた話は持ってないから。」





―それからRロックの話題で盛り上がり、電車に乗り、臨海公園についた。



「うわ~ついに来ちゃった!」



公園入口のイルカをかたどったモニュメントに走っていくマヒル。そんなマヒルもかわいいとか思う自分は変態かもしれない。



マヒルはイルカのモニュメントを写メで何枚も撮っている。



「マヒル。そろそろ行かないと時間なくなるよ。」



360度いろんな角度からイルカのモニュメントの写メを撮っているマヒルにさすがに声をかけた。



「はーい。」



マヒルはケータイをかばんにしまって俺の手に戻ってきてくれた。よかった。ちょっとタイミング逃してたから。



「先に弁当食べるか?」



歩きながらマヒルと話す。


「そだね。お腹すいちゃうもんね。」



「したら広場にむかうから・・・。」



「こっち!看板に書いてある。」



マヒルに手を引かれる。
あんな小さい手のくせに、案外力持ってるな・・・。



歩くこと20分。
やっと臨海広場についた。


その間、マヒルと俺はRロックについて語りあっていた。






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