only one
「レディと申し上げましたわ!」
わなわなと拳を震わせるデリー。
ヤバいな…。
「マツ、覚悟はいいかしら?」
「良くないです。デリー姫?」
「どうして疑問系ですの?」
「あはっ…つい癖で?」
力がたまっていくデリーの掌。
しかも、ここ病室だろ?
「待て!デリー!
話せばわかる!
つぅか俺が悪かった!」
必死に謝る俺にデリーはニタリと微笑んだ。
「わかればよろしいのよ!わ・か・れ・ば!!」
勝ち誇った態度のデリーを横目に俺は深いため息をついた。