only one


「へい。」


大男の声に言葉を返すとソファーに近づき誰かを揺さぶり起こすかのようにソファーの前で手を動かしていた。


私のいる場所からはソファーの背もたれで何も見えない。


でもソファーから立ち上がった人の姿に私はまた大きな叫び声を上げた。



イヤ―――!!



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