カレイドスコープ2〜先生と過ごす日々〜
なかなか会う機会はなくても、先生とは電話などで連絡を取り合う…



そんな日々を送っていた2月中旬のある日。



私は、久しぶりの登校日と言うこともあり、ウキウキしながら学校へ登校してきた。



学校に来れば、先生がいる…。



そう考えるだけで、心が弾んでいた。



先生…



私、たまにしか学校に来ないから、来た日は会いに行ってもいいよね?



ちょっとだけだし…



“生徒”として会いに行くから…。




放課後になり、私は準備室へと向かった。



スキップをしてしまいそうなくらい足取りも軽い。



先生、今何してるかな…?


そんなことを想像しながら歩いていると、準備室の方から先生がやって来た。



“あっ!先生だ…!!”



準備室の方から、こっちに来るってことは、どこかに行くのかなあ…。



私は足早に先生のもとへと歩いた。    



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