白き旋律
〜From 紀紗
心って何回折れるのかな…
なんかもう痛すぎて、感覚ない。
今は、美咲さんの言葉だけが耳に残る。
『悠夜はねぇっ!!あんたがかわいそうだから、側にいるだけなのよ!!』
『お兄さんが死んじゃった、哀れなあんたを見るに見かねて、自分が側にいてやんなきゃって思ったのよ。』
『あなたのことなんか、誰も相手にしてないのよ。
理子も雅樹も翔吾も…悠夜の同情ごっこに付き合っただけ。』
私、勘違いしてたんだ…。
ただの勘違いだったんだ…。
友達が出来た…なんて。
本当にただの『勘違い』
「バカ…みたい…私…。」
呟くことさえ…声を出すことさえ…苦しい。
なんかもう痛すぎて、感覚ない。
今は、美咲さんの言葉だけが耳に残る。
『悠夜はねぇっ!!あんたがかわいそうだから、側にいるだけなのよ!!』
『お兄さんが死んじゃった、哀れなあんたを見るに見かねて、自分が側にいてやんなきゃって思ったのよ。』
『あなたのことなんか、誰も相手にしてないのよ。
理子も雅樹も翔吾も…悠夜の同情ごっこに付き合っただけ。』
私、勘違いしてたんだ…。
ただの勘違いだったんだ…。
友達が出来た…なんて。
本当にただの『勘違い』
「バカ…みたい…私…。」
呟くことさえ…声を出すことさえ…苦しい。