君と生きる【実話】

数日後、光星の車で荷物を運んだ


といっても、光星の家は全部そろってるから、洋服とか必然最低限のものだけ


瑠奈が使うものは前の女？のもので十分だ


関係ない



智也と別れてから、無気力だった瑠奈


簡単に他の男のもとにいく瑠奈に、お兄ちゃんは一度怒鳴り、暖かく見送ってくれた


前にも智也と別れて、拓磨(ﾀｸﾏ)のとこに行った瑠奈を、優しく見守ってくれてたね


拓磨は、なんていうんだろう‥


瑠奈にとっての親友であり


大切な天使の家族



元気でいるかな‥？



きっと瑠奈が、人間としての愛情や感情をもてるのは


拓磨と海斗



そして、智也だけだろう



もちろん家族も


特にお兄ちゃん、いつもいつも心配かけてばっかりでごめんね


お母さんは、何かあったら‥と光星の家の場所を聞いてきた


昔よりは親との仲もよくなっている



最終的に帰ってくる場所は、家族のもとだと気付いたから‥


光星は一応同棲になるわけだし、近いうち親に挨拶にいくとはりきっていた


でも、そんなのはいいと断った




私達は



"期間限定"でしかない




もしかしたらうざくなって


明日にでも終わるかもしれない



もしかしたら居心地よくて


長い間いるかもしれない



それまでの関係



それまでの住居




"いつまで"なんて、そんなのわからない



でも



"いつか"はやってくる






終わりがある




はじまりだから






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