君と生きる【実話】


「どこ行ってたんだよ」


光星が明らかに怒ってるのがわかる


智也といる間、光星からの電話やメールは全部シカトしていた


「どこだっていいじゃん」


瑠奈は冷たく言い放つ



愛する人が病に侵されている


そんな現実を知って、他の男と仲良く話してられるわけがない



「どうせ男んとこだろ」


突っ掛かってくる光星に苛々が募っていく


「‥だったらなんなの?あんたに関係あんの?納得して付き合ったんじゃないわけ?」


瑠奈の言葉に一瞬、光星が悲しい目をしたのがわかった


「‥ごめん。連絡しなかったのは悪かったよ」


このまま一緒にいたら、全てを八つ当たりしてしまいそうな気がする


そう思ったから、携帯を片手に部屋を出ようとしたら、光星に行くてを阻まれた



「浮気なんかしてんじゃねーよ」



浮気‥?


「浮気じゃないから」


智也への気持ちが、浮気のわけがない


何よりも浮つかない気持ち



「じゃあなんなんだよ!」


「‥本気だよ」


その言葉に、光星が固まった



.
< 25 / 71 >

この作品をシェア

pagetop