【短】さ く ら Ⅰ~あなたのことが好きすぎて~


「…仲良いんだな、あの先輩と。」


「そうかな~?あの人は誰に対してもあんな感じだよ?」

「そっか。」


なんて言いながらも、少し不機嫌そうな陽介。
ヤキモチ、妬いてるみたい。


「陽介大好き♪」


「な、なんだよ、いきなり。」


「なんでもなーい。」


大好き。
本当に好きすぎて、こんなに人を好きになったのは初めてで。

だからあたしは、゙許ずという行為が出来なかったのかもしれない。


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