おかえり‐Farst Love‐
「後ろのって」

と微笑みかけられる。


ドキドキしつつ

断らない自分

さっと後ろにのって

拓先輩は進む。


この日も

家まで送ってくれた。


「じゃあ、また!!」

手を振りながら

拓先輩は遠くなる。


どこかさみしく感じる
自分―――


おかしいな。

気付くと拓先輩に
メールを打っていた。
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