俺様は姫に夢中~
家に着いた。


執事に迎えにきてもらった。


でも


その前に




どれくらい走っただろう?


どれだけ今まで泣いただろう・・。


あたしは

執事の前でも泣いてしまった。


普段泣かないあたし


執事は困っていた。


あたしは


「ほっといてくださる?大丈夫ですから」

そう言った。



今はただただ


泣きたいだけ・・。



今のあたしの心は空っぽ・・。



でも



たまに浮かんでくるのは




さっきの二人の様子



そのたびに




あたしは




泣いた。





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