桜×恋



そんな朝の出来事を思い出しながら


私は自転車に乗って学校に向かっていた。


携帯は鞄の中に入ってる。


昨夜、学校行ったよね…?


携帯探しに行ったんだよね?


なんで、テーブルにあんの?


灯台下暗しってやつ?


「…んなわけあるかよ…」


自分の馬鹿な考えに自分で突っ込む。


虚しすぎる。


とにかく早く学校に行って、確かめなきゃ。


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