*。俺様な吸血鬼。*

「で。」

「?」

「なんで笑ってたの?」

「いや、別、大したことじゃないけど・・。」

「へぇ?」

やっぱこの男は苦手だ;;

そんなことを思っていると机の上に紙が飛んできた。

<今日、放課後残ってろ。>

月らしい。

(はぁ。なんだろ?しかも頼む相手に命令形はないよね?普通。)









~放課後~

学校が終わり、生徒が帰りだした。

いつもなら私も柚那と(昨日はちょっと・ね?)帰るはずだったんだけど

月に残れっていわれてるから帰るわけにはいかない。

(帰ると後が怖そう;;)

「れ~いり♪帰ろ!!」

「あ~。ごめん。今日はちょっと・・・。」

「・・・。ふぅ~ん?あのイケメン君?」

「!!!!」

「あ、やっぱり。」

(何で、柚那はこうゆうのは鋭いの!?)

「だって顔出てるし。」

「心読んだ!?」

「いや、口に出してたから。」

「え?」

「いがぁいに、麗李は天然で鈍感だからねぇ。」

「は!?」

「いいえ、こっちの話。じゃぁイケメン君と愛を育んで
来ちゃってください!!柚那は先に退散します!!じゃねェン♪」
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