*。俺様な吸血鬼。*


「じゃあ、俺に会ってない間寂しかった?」

「え?」

(そんな顔で見ないで欲しい;;)

「寂しくなかった訳?俺はお前と会えなくて寂しかったけど?」

「!!!?…………わ、私も寂しかったよ?;」

「へぇ?そうなんだ♪ニヤ」

(はめられたっ!!そうだよ、月がこんなこと言うはずないじゃん。)

「てか、最近まともに会えねぇから血吸えないんだけど。」

「……あ、そっか。」

(なんだ、それで今日呼ばれたわけか。)

「はい。」

自分で髪を首が見えるようにかきあげる。
すると月が近づいてきていつものように首筋を舐める。

「ん!」

それと同時に首を咬んで血を吸う。

「んぁ、ん。」

ゴク、ゴク、ゴク。

「はい。おわり。」

「もう、いいの?」

「あぁ。大丈夫。」

「あのさ、前から思ってたんだけど。」

「ん?」

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