闇夜の数だけエゴはある
第四夜

傷つき、動けない私。

武羅人はそんな私を思うがままに陵辱した。

何度も何度も私の内に侵入し、何度も何度も欲望を吐き出した。

屈辱、恥辱。

敗北の末の陵辱。

ここまでの惨めな思いをさせられたのは初めての事だった。

亜吸血種最高峰の杖縁の令嬢が、雑種の野良犬にいいように『エゴ』を満たされる。

それは私自身の誇りと尊厳を粉々に打ち砕かれる。

それ程の行為であった。

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