極悪非道の俺様野郎
佐奈がビックリしたようにこっちを見ている。
「かず・・・や?」
泣きそうな声で俺の名前を呼ぶ。
「・・・佐奈」
俺は愛しい奴の名前を呼ぶ。
「どうしたの?授業は?」
佐奈が優しく問いかけてくる。
「お前こそ。・・・んなとこで何してんの?」
俺はその質問に対して、キツイ口調で返事をする。
「いやっ・・・。私は別に・・・」
もう・・・ここにいたくねぇ・・・。
「あ、そーだ」
「ん?」