極悪非道の俺様野郎




ズキンズキンズキンズキン




心臓が痛い。


「え・・・?なんで・・・」






「俺は・・・お前のこと、好きにはなれねぇ・・・」






「・・・っ・・・。嘘・・・だよね?ねぇ・・・嘘って言ってよぉ・・・」







「ごめん。嘘はつけねぇ」





「・・・そっか。じゃあもう、私に近づかないで」





「・・・わかった」





私の恋は、ここで終わった。








数ヶ月が経ち、和哉との・・・。





3人の王子様達との距離も遠くなり、私は友達という存在ができた。





この学校での2人目の友達は、三原楓架(みはら ふうか)だった。










< 62 / 231 >

この作品をシェア

pagetop