未送信めーる
「そっか…私でよかったらいつでも相談してね!?」


「…ありがと」


ガラッ


「アキー」


「あっ!タケ」


ドキっ…


タケが,こっちに歩いてくる。

「数学の宿題見してくんね?」


「あーいいよーって…私もやってない!!!」


「マジ!?」


「どーしよぉ!梓ーやった!?」


「当たり前じゃん…はい」

カバンからノートを出し,明乃に手渡す。

「ありがとー!」


「アズ,俺も写さして!」


「どーしよっかなぁ…」


「ひでぇー」


「冗談…。いいよ…」


「さんきゅ」


やっぱり…まだキツいかな。




「はよ」


「あっ!おはよぉ恵クン」


欠伸とともに現れたのは,恵。


「何してんの」


「宿題ー。恵クンはやった??」


「当たり前」
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