-月の果てreplay story-
「──…そうか、なら話は早いな」
シルベリアは、深く息を吐きながら玉座に座り直した。
「………ついに、始まるんですね」
キルトは、ギラリとした瞳で言った。
「……」
シルベリアは、少しだけ黙って
こくりと深く頷いた。
そして、
「長い闘いになりそうだ」
と冷たい瞳で言った。
「ドスラクト教から宣戦布告..ですか」
キルトが、深くうなだれて言った。
「それも正式な……、な」
とシルベリアは、額を抑えた。
「──…キルト、誰が人質かというところは聞いたのか?」
ふと、シルベリアが訊ねる。