-月の果てreplay story-
歌姫の鎮撫歌


──…君が、私を憎む事など


最初から覚悟していた。



想定内だった。


だけど────…、



理想と現実は違っていて──…




私は、ただ君が欲しかった。


どんなに蔑まれようとも、


それで


君が傷ついたとしても、



どんな手段を使っても


手に……、

入れたかった────…
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