絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-



あたしと岬サマの上には、数え切れないほどの星がキラキラと輝いていた。


あたしは息を飲む事さえ忘れて、ただただその星達を眺めていた。




「…こんなにも星が綺麗に見える場所ってあるんだね」



「スゲーだろ。

小さい頃、よくここに母さんと星を見に来たんだよな」




そう言って笑う岬サマは、あたしが見て分かる程に寂しそうな表情をしていた。




「覚えてるか?

お前がここに住み始めたばっかの頃に、俺と笹山が言い合いしてた事」



「あ…」




岬サマの言葉に、あたしは思わず声を漏らす。


…たぶん、あたしがずっと気になっている、岬サマの「過去」の事だ。




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