絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-
あたしはそっと岬サマの背中に腕を回す。
岬サマは一瞬だけ驚いた様子だったけど、すぐにあたしを受け入れてくれた。
「岬サマ…」
「ゴメン」
そう言う岬サマの腕はまだ震えていて。
あたしは意を決して口を開いた。
「岬サマ、あたしが支えてあげるから。
この震えも、「過去」が関係してるんでしょ?」
あたしが考えるに、きっと岬サマは戦ってるんだよ、自分の過去と。
岬サマは普段、人前ではそんな感情を出さない。
だけど、きっと今日何かがあって、感情を出さなくを得ない状況になったんだ。
岬サマはあたしの質問に答える事なく、あたしをずっと抱きしめていた。
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