絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-



…という事は、岬サマを待ってるっていう展開!?


岬サマに会えるの!?




完全に頭の中身が岬サマ一色になったあたしは、急いで人混みの中に混ざりに行く。


そこにはいつもの岬サマファン軍団もおり、岬サマが校舎から出て来るのをじっと待っていた。




「岬サマまだかな?」



「放課後会えるなんてラッキー」




そんな声がチラホラ聞こえる中、あたしは真っ黒なリムジンを見つめる。


…いつも、あの車に乗って岬サマは登下校しているんだ。


やっぱり違う世界の人なんだね、あたしと岬サマは。



あたしがそんな事を考えていると、ふと前の方から視線を感じた。




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