彼は私の子供です。
夏の終わりにたかちゃんに言われたこと。
「仕事見つけるから頑張ってお金貯めて、そしたら一緒に暮らそうか?」
嬉しかったよ、それなりに。
嬉しかったんだよ、たかちゃん。
実現するって、信じてたんだよ。
たかちゃんがその話に触れなくなったのはいつからだったかな。
きっと、私がそばにいるということが当たり前になってしまってから。
たかちゃん、私はたかちゃんの所有物じゃないんだよ?
どうして私のことを考えてくれないの?
どうして言った言葉を、約束を果たしてくれないの?