ケンカ上等☆不良校上々↑↑



「内緒」




ニカッと笑い、はっきり言われた。


“内緒”ね。




「ん〜、ま、いいや」


あとで親に聞こ。


寝返りをうって、翼と反対側に体を向ける。






「あ、でもさ、翼、その、あの、」


あたしの中で、照れくささが溢れ出す。




「‥ずっと、そばにいてくれて、

ありがとね」



良かった。

お礼、ちゃんと言えた。





───ドサッ




ん?


音がして、また反対側に体を戻すと、

椅子に座ったままベットに頭を預けた翼がいた。




「おーい」


言ってみても、


「翼?」


呼んでみても、


「寝ちゃったの?」


全然起きない。





疲れたのかな?


そんなことを考えて、じーっと寝顔を見つめた。



最初見た時も思ったけど、すごく綺麗な顔してる。


今は、その寝顔を、独り占め。


ちょっと優越感。






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