ケンカ上等☆不良校上々↑↑
ただ、お茶を濁す。
「そんな、もったいぶらなくても。
当たってるんでしょ?」
拗ねて砂を蹴りながら、こちらをチラチラと見てくる。
「気になるなら、太陽に直接確かめたら?」
いくら、その潤目を使ったって教えられないことは内緒。
「ねぇ彼女〜、俺らと遊ばない?」
会話の途中で声がして、振り返ろうとした時。
「きゃっ」
唐突に背後から抱きしめられた。
「ヤダ、やめ」
「そんなに嫌がんなくてもいいじゃん」
暴れるあたしに対して、抱きしめてくる力も強さを増す。
「離せよっ」
必死になって、助けてくれようとする歩夢。
でも、その小柄な体じゃあきらかに無理なわけで。
「なんだよ、このコの弟?」
ちっがーう。
あたしに弟なんていないってば。
ただ誤解を招いただけ。