マジックストーン


「パンツ、見えちゃうよ?」

「いいじゃあん。どうせ見るんだしぃ?」

 化粧した顔は結構綺麗なんだけどね。

 目も大きくて、髪も金髪に近い茶髪で綺麗な巻き髪。

 脱ぎ捨てたブレザーやセーターを拾い、小さい方のソファーに落とす。

 ついでに、俺もブレザーを脱いだ。

 ネクタイを解き、ブレザーと一緒にまとめて置く。

 ソファーに座るナツミ先輩に唇を落としながら、ゆっくりと押し倒した。



「ねぇ、ショーヤぁ」

「なに?」

 タオルケットをかけてソファーに寝そべっているナツミ先輩の隣に腰を下ろす。

 汗ばんだ額を拭い、ナツミ先輩の頭を撫でる。

「セフレから昇格してよぉ」

「彼女、に?」

「そうそう。だって、ショーヤは、頭良いし顔も良いし。それに、エッチだってうまいじゃん?」

「うーん…」

「早くナツミ一本に絞ってぇ」

 俺の頬に触れ、その手で俺の頭を掴み貪るようなキスをしてくる。

 唇を割って入ってくるねっとりとした舌が口内で動き回り、仕方なく俺も舌を絡めた。


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