Memories - 年の差恋愛 -
初デート
深夜、飛田さんを彼の住んでいるマンションまで送って。

名残惜しかったけどその日はそこで別れて、私もまっすぐに家へ帰った。

帰宅してからも、なんだか興奮してしまい、なかなか眠りに着くことができなくて布団の上でゴロゴロ。

帰宅してすぐに送った飛田さんへのメールは、すぐに返信されてきて。

明後日の日曜日、デートの約束をした。

どうしよう、デートって。

改めて考えだしたら、洋服は何を着ていこう?

いつも会社ではスーツだし・・・。

どんな服が好みかな?

手持ちの服を思い出しながら、頭の中であれこれシュミレーションしたりして。

どこへ行くんだろう?

そんなことを考えながら、外が明るくなる時間まで寝ることができなかった。

お昼近くに目がさめ、携帯電話の履歴を見て夢じゃなかったんだなんて安心して。

10時半ごろに受信したメールには「おはよう。まだ寝てるかな?」なんて書いてあった。

マナーモードにしていなかったのに、メールが届いたことにも気がつかなかったわ・・・。

あわてて返信しようとメールを打つけど、いざとなるとなんて書いたらいいのか思い浮かばない。

今起きたなんて書いたら、どんだけ寝てたのか呆れられるかしら?

でもでも、嘘じゃないし・・・。

考えれば考えるほど、頭の中は飛田さんのことでいっぱいで。

明日会えるというのに、もう会いたいなんて思ってしまう。

なんだかそわそわして落ち着かないので、とりあえず遅い朝ごはん(お昼ごはんかな?)を食べることにした。
< 17 / 149 >

この作品をシェア

pagetop