続きの俺様!何様?執事サマ!?




廊下を早歩きで歩いた。



なんかもう面倒なので、そこらへんの空き教室に押しこむ。





ほこりっぽい資料室。

一応カギをかけると、ハエバルが言った。



「何ですかー。実演でもしてくれるんですか?お断りですけど」

「して、ナイッ!!!」



ハエバルにそれだけ叫んで座り込む。

沈黙がおりた。



…………………。



「………え、あの」

「なに」

「………付き合って、何日ですか」

なんで『日』限定なんだ。

「一年ちょっと」

「はぁあッ!!?」



ハエバルがしゃがんで私の肩に手をおく。

目はこれでもかってほど開いていた。


< 40 / 171 >

この作品をシェア

pagetop