魔神戦記!

第1章を終えて〜魔神戦記と私

 
章の間の1ページコラムです。


誤解を恐れずに白状しますと
「戦大将は無神論者」
です。

そんな僕が、なぜ神を題材にした話を書いているのか?

それは「人知を超えた者の視点で見る人間の世界」を書きたかったからです。

かつて漫画家の永井豪先生も『魔王ダンテ』という作品の中で同じようなコメントを残しています。


『魔王ダンテ』は悪魔の視点から見た人間を描いた作品でしたが、完全に善悪の価値観の基準が逆転しています。

人間とは善なのか、悪なのか…

人間は勝手な生き物です。
どちらにもなれるから。


例えば他の動物は生きるために狩りをしますが、人間は違いますよね?

毛皮やハンドバッグを作るために狩りをしたりしますが、これは『生きる上で絶対必要な狩猟』ではありません。

にも関わらず狩りをし、動物を殺します。

逆に人間を殺すと罰せられます。

例え極悪人を殺しても、です。

なのに戦争では敵兵を沢山殺した者が英雄となり、勲章が与えられる…
矛盾だらけです。


では極端な話、

「神が人間を殺したら、罪になるのか?」

少し考えてしまいますよね?

神という、人間より上位の存在が現実には居ないから、実際には有り得ないことなのですが。

人間は自分達より上の存在が現れたら、どうするんでしょうかね?
従属するのか、反逆するのか…

貴方なら、どうします?


さて、それでは続きをどうぞ!


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