現代戦国時代
闇雲進軍
俺は、ここでやっと理解した。
 
先ほどまで感じていた緊張は、飛影によるものではない。
 
この目の前にいる男が与える威圧感だった。
 
「だから、飛影は自分で戦えと言うのに……まっ…目標を見つけてくれたのは助かったな」
 
男は寝転がる飛影の首をつかみ、勢いよく横の民家に投げ飛ばした。
 
ズズーンッ!!
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