現代戦国時代
戦国時代
さわさわ……
 
風が吹き抜ける草原地帯を俺達は歩いている。
 
さすが、未開の地だ。
 
まったく手入れがされていない。
 
「本当にこんなところに潜んでいるのかね?」
 
慶次は手で草をかきわけながら、こんなことをつぶやいた。
 
確かに、さすがに身を隠すと言っても、こんなところを選ぶのだろうか?
 
そんな疑問が胸をよぎった。
< 466 / 773 >

この作品をシェア

pagetop