現代戦国時代
闇雲の城・四階
四階にたどり着いた俺が見たもの――
 
それは、三人の男だった。 

深緑の忍び装束に身を包んだ望月……
 
そして、黒の鎧を身に纏った長髪の男と白の鎧を身に纏った短髪の男。
 
どちらも闇雲の幹部に間違いない。
 
見る感じからして、苦戦を強いられているのは望月。 

証拠に、肩から血が流れている。
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