どこにでもあるラブソング
「歌穂~?まだ話してるの~?」


家の中から歌穂のお母さんの声がして思わず二人とも離れる


「い、今戻るよー」


戻るという言葉をちょっとだけ残念に感じた。それがわかったのか歌穂が顔を覗き込んで


「ごめんね、今日一緒にご飯食べるって言っちゃったから。埋め合わせはまた今度するから」


「おう、なんか奢れよ」


「わかったよ、それじゃあね」


そう言って振り返る歌穂の背中を見て、どうしても言いたい言葉が浮かんできた。


だから腕を引っ張って後ろから抱きしめた。歌穂は少しだけ驚いていたけど、すぐに俺の腕を優しく掴んでくれた



「歌穂、愛してる」


「うん、私も愛してるよ」



もう何十回も言った言葉が、今日はいつもより深く心に響いていく気がした





Fin
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