蒼い月~さよならのサイン~



「まあ、楽しめたみたいでよかったよ。」




「浩一のおかげ!浩一こそ、ちゃんとお昼食べれたの?」



「あ、そういえば忙しくて忘れてたな。」



「そう思って買っておいたよ。はい。ちなみに一緒に食べようと思って二つ!」


横に置いてあったビニール袋の一つを手渡す



中を開けるとそこには昼間買っておいたお好み焼きが入っていた


「後で一緒に食べような。」




「うん!」




すぐに晶の表情が真剣な顔になった


「…ところで、この間の話だけど。」




「…富士山か。」




< 205 / 446 >

この作品をシェア

pagetop