蒼い月~さよならのサイン~
「まあ、楽しめたみたいでよかったよ。」
「浩一のおかげ!浩一こそ、ちゃんとお昼食べれたの?」
「あ、そういえば忙しくて忘れてたな。」
「そう思って買っておいたよ。はい。ちなみに一緒に食べようと思って二つ!」
横に置いてあったビニール袋の一つを手渡す
中を開けるとそこには昼間買っておいたお好み焼きが入っていた
「後で一緒に食べような。」
「うん!」
すぐに晶の表情が真剣な顔になった
「…ところで、この間の話だけど。」
「…富士山か。」