蒼い月~さよならのサイン~

意味深な二人



その頃



屋上では





バシュッ




朝と同じ変な音がした





屋上を見渡すと


晶と浩一がいた



「こ~いち~。お疲れ~。」


「晶。ちゃんと眠れたか?」


「うん!かなり~寝ちゃった~!浩一こそ~昨日の夜ちゃんと~寝れた?」



「あぁ、俺は大丈夫だ。それより5、6限は受けるつもりだろ?」



「うん。昨日も~言った通り~!」




昨日から


今日は昼休みまで登校しないと宣言する生徒は珍しい…



そして


それを理解している


教師もだ





しかし




それがこの二人には




当たり前の事だった


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