蒼い月~さよならのサイン~



首にはオパールの勾玉を下げており、年は20過ぎに見える

きっと礼奈の葬儀にやってきたのだろう



『君の事を本当に気にかけていましたよ。』

『礼奈様が?』

『神力が強い所為で苦しんでいる…と。礼奈さん自身はその未来は見えていなかったらしいが…』

『失礼ですが、雅臣さんは…神力をお持ちの様ですが、未来は…見えますか?』
『一応、これでも東の神巫を務めています。だから、多少なりは見る事は可能です。』

『えっ?東の神巫様でございますか!大変失礼致しました。』

翠は慌てて頭を下げた

『その私が…今まで、君程の強い神力を持つ者に出会った事がない…』

雅臣は翠の肩にそっと手を置いて、寂しげ続ける

< 93 / 446 >

この作品をシェア

pagetop