LOVE彼。―不良彼氏―


めんどくせーけど行かなきゃいけねーし…


だらだらと廊下を歩いて玄関の方へ向かってた。


「っ!いったあーー!!」


いきなり女の大声が聞こえてきた。


左側の廊下を見ると、前に屋上で会った女が目元を両手でおさえてしゃがんでいた。



早く翔達のところに行かなきゃいけねーのは分かってたけど、女が何分間もしゃがんで目をこすっていたから気になって女の方へ向かった。




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