スタートライン -Second☆Season- *甘い生活は、俺様社長と?*
「俺、ずっと菅谷社長とお話したかったんです」
「そうかよ……」
俺の返事を聞いた瞬間、
野坂は大きな声で叫びはじめた。
「文化祭のときは……
すいませんでした……!!」
「…………は?」
いきなり謝られたため、
俺の頭は混乱状態。
「社長、気付いてましたよね…?
俺が文化祭の劇の時、
―――佐々木にキスしてたこと」
『キス』
この言葉が出た瞬間、
俺の眉毛がピクっとあがった。
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