サイレント・マリン

「あぁ、また」


「たまには一緒にどうよ?」


「……やめとくよ。お誘い、どうも」


「そうか?──じゃあ、また誘うからな」


友人はニカッと笑って、手を振ると颯爽と教室を出ていった。




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