秘密の味
「バッタリ…なんてやだやだ!」

「なるほど」


真美は椅子にすわり
一緒に校庭をのぞいていた


まぁバッタリでも大丈夫だけど里沙さん的キツイだろうと
今までのお詫びのつもりで

「ありさ…里沙さんじゃない?」

校庭の門の所まで
一人で歩く里沙さん

お兄ちゃんは……

「いたいた」


今玄関から
お兄ちゃんが出て来た
< 140 / 196 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop